漢方薬(カ行)
2014年09月25日
①.配合生薬
蜀椒 (ショクショウ) :2g
甘草 (カンゾウ) :1.5g
乾姜 (カンキョウ) :1.5g
人参 (ニンジン) :3g
大棗 (タイソウ) :3g
附子 (ブシ) :1g
粳米 (コウベイ) :8g
半夏 (ハンゲ) :5g
解急蜀椒湯は、
大建中湯(ダイケンチュウトウ)、
附子粳米湯(ブシコウベイトウ)、
2つを、合わせたもの。
②.効能
お腹が張って、ゴロゴロ鳴りときに嘔吐を伴う場合や、
腹部が冷えて激しく痛む場合の
急性胃炎、急性腸炎、冷え腹、など
に用いられます。
③.適応症
急性胃炎 (キュウセイイエン)
急性腸炎 (キュウセイチョウエン)
冷え腹 (ヒエバラ)
④.使用上の注意
薬の使用にあたり、薬剤師の説明や添付の説明文書等を
よく理解したうえで使用するようにしてください。
⑤.副作用
解急蜀椒湯(カイキュウショクショウトウ)の 副作用
体質や症状に合わない、西洋薬との併用、アレルギー体質、などの場合、
不快な症状や副作用が出る場合があります。
ちょっとおかしいな、と思ったら、すぐ服用をやめ、
漢方の専門家や処方してくれた医師に相談しましょう。
⑥.概要
解急蜀椒湯(カイキュウショクショウトウ)は、
急性胃炎、急性腸炎、冷え腹、腹痛、急性胃腸炎、などの治療薬です。
腹部に寒冷を覚えて、疼痛が激甚なる場合に用いられる。
同様な漢方薬として、
大建中湯(ダイケンチュウトウ)は、蠕動不安による疼痛を主とし、
附子粳米湯(ブシコウベイトウ)は、腹中が雷鳴しての疼痛を主とする。
この2つをあわせて作った漢方薬が、解急蜀椒湯(カイキュウショクショウトウ)で、
両方の證が合併して現われた場合に用いる。
2014年09月24日
①.配合生薬
湯剤の際
柴胡 (サイコ) :2~5g
芍薬 (シャクヤク) :2~4g
枳実 (キジツ) :2g
甘草 (カンゾウ) :1~2g
鼈甲 (ベッコウ) :4g
茯苓 (ブクリョウ) :2g
大棗 (タイソウ) :2g
生姜 (ショウキョウ) :1g
散剤の際
柴胡 (サイコ) :1.5~2g
芍薬 (シャクヤク) :1.5~2g
枳実 (キジツ) :1.5~2g
甘草 (カンゾウ) :1.5~2g
鼈甲 (ベッコウ) :4g
茯苓 (ブクリョウ) :2g
大棗 (タイソウ) :2g
生姜 (ショウキョウ) :1g
②.効能
虚弱ではない人に用いられるもので、
不安があり、胸部の苦しさがある場合の
腹痛、胃炎、胃痛、など
に用いられます。
③.適応症
腹痛 (フクツウ)
胃炎 (イエン)
胃痛 (イツウ)
④.使用上の注意
薬の使用にあたり、薬剤師の説明や添付の説明文書を
よく理解したうえで使用してください。
⑤.副作用
解労湯(カイロウトウの 副作用
体質や症状に合わない、西洋薬との併用、アレルギー体質、などの場合、
不快な症状や副作用が出る場合があります。
ちょっとおかしいな、と思ったら、すぐ服用をやめ、
漢方の専門家や処方してくれた医師に相談しましょう。
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2014年09月23日
①.配合生薬
連翹 (レンギョウ) :2g
黄芩 (オウゴン) :2g
山梔子 (サンシシ) :2g
桔梗 (キキョウ) :2g
黄連 (オウレン) :2g
薄荷 (ハッカ) :2g
当帰 (トウキ) :2g
枳殻 (キコク) :2g
芍薬 (シャクヤク) :2g
地黄 (ジオウ) :2g
甘草 (カンゾウ) :1.5g
②.効能
比較的体力があり、胃腸の調子がすぐれない場合の
口内炎、口腔の炎症、
に用いられます。
③.適応症
口内炎 (コウナイエン)
口腔の炎症 (コウクウノエンショウ)
④.使用上の注意
薬の使用にあたり、薬剤師の説明や添付の説明文書を
よく理解したうえで使用してください。
⑤.副作用
加減涼隔散(カゲンリョウカクサン)の 副作用
体質や症状に合わない、西洋薬との併用、アレルギー体質、などの場合、
不快な症状や副作用が出る場合があります。
ちょっとおかしいな、と思ったら、すぐ服用をやめ、
漢方の専門家や処方してくれた医師に相談しましょう。
2014年09月22日
①.配合生薬
人参 (ニンジン) :2~4g
蒼朮 (ソウジュツ)または、
白朮 (ビャクジュツ) :3~4g
茯苓 (ブクリョウ) :3~4g
半夏 (ハンゲ) :3~4g
陳皮 (チンピ) :2~4g
大棗 (タイソウ) :2g
甘草 (カンゾウ) :1~1.5g
生姜 (ショウキョウ) :1~2g
神麹 (シンギク) :2g
麦芽 (バクガ) :2g
山査子 (サンザシ) :2g
縮砂 (シュクシャ) :1.5g
②.効能
食欲がない、胃腸が弱い、疲れやすい、
みぞおちがつかえる、手や足が冷えやすい場合、
に用いられます。
③.適応症
胃アトニー (イアトニー)
胃炎 (イエン)
胃下垂 (イカスイ)
消化不良 (ショウカフリョウ)
食欲不振 (ショクヨクフシン)
嘔吐 (オウト)
胃痛 (イツウ)
④.使用上の注意
薬の使用にあたり、薬剤師の説明や添付の説明文書を
よく理解したうえで使用してください。
⑤.副作用
化食養脾湯(カショクヨウヒトウ)の 副作用
体質や症状に合わない、西洋薬との併用、アレルギー体質、などの場合、
不快な症状や副作用が出る場合があります。
ちょっとおかしいな、と思ったら、すぐ服用をやめ、
漢方の専門家や処方してくれた医師に相談しましょう。
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2014年09月21日
①.配合生薬
五霊脂 (ゴレイシ) :9g
当帰 (トウキ) :9g
川芎 (センキュウ) :6g
桃仁 (トウニン) :9g
丹皮 (タンピ) :6g
烏薬 (ウヤク) :6g
延胡索 (エンゴサク) :3g
甘草 (カンゾウ) :9g
香附子 (コウブシ) :3g
紅花 (コウカ) :9g
枳殻 (カラタチ) :5g
②.効能
活血行気、袪瘀通絡、通痺止痛、の作用があり、
気血痺阻経絡による肩痛、臂痛、腰痛、腿痛、
あるいは長く治せず全身痛、
に用いられます。
③.適応症
瘀血痺阻による肢体痺痛 (シタイシビツウ)
瘀血痺阻による関節痛 (カンセツツウ)
④.使用上の注意
薬の使用にあたり、薬剤師の説明や添付の説明文書を
よく理解したうえで使用してください。
⑤.副作用
膈下逐瘀湯(カッカチクオトウの 副作用
体質や症状に合わない、西洋薬との併用、アレルギー体質、などの場合、
不快な症状や副作用が出る場合があります。
ちょっとおかしいな、と思ったら、すぐ服用をやめ、
漢方の専門家や処方してくれた医師に相談しましょう。
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2014年09月20日
①.配合生薬
白朮 (ビャクジュツ) :3g
半夏 (ハンゲ) :3g
茯苓 (ブクリョウ) :3g
厚朴 (コウボク) :2g
陳皮 (チンピ) :2g
桔梗 (キキョウ) :1.5g
白芷 (ビャクシ) :1~1.5g
藿香 (カッコウ) :1g
大腹皮 (ダイフクヒ) :1g
大棗 (タイソウ) :1~2g
生姜 (ショウキョウ) :1g
甘草 (カンゾウ) :1g
②.効能
暑さによる食欲不振、夏の風邪、下痢、など
に用いられます。
③.適応症
風邪症候群 (カゼショウコウグン)
食欲不振 (ショクヨクフシン)
下痢 (ゲリ)
④.使用上の注意
高血圧の人、心臓に病気のある人、
妊婦または妊娠している可能性のある女性、
の服用は慎重を要します。
薬の使用にあたり、薬剤師の説明や添付の説明文書を
よく理解したうえで使用してください。
⑤.副作用
藿香正気散(カッコウショウキサン)の 副作用
体質や症状に合わない、西洋薬との併用、アレルギー体質、などの場合、
不快な症状や副作用が出る場合があります。
ちょっとおかしいな、と思ったら、すぐ服用をやめ、
漢方の専門家や処方してくれた医師に相談しましょう。
2014年09月19日
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2014年09月17日
①.配合生薬
葛根 (カッコン) :8g
蒼朮 (ソウジュツ) :4g
麻黄 (マオウ) :4g
生姜 (ショウキョウ) :1g
大棗 (タイソウ) :4g
桂皮? (ケイヒ?) :3g
甘草 (カンゾウ) :2g
芍薬 (シャクヤク) :3g
附子 (ブシ) :2g
②.効能
比較的体力のある人で肩こり、肩甲部の神経痛、
上半身の関節リウマチで、寒け、発熱、頭痛があり、
頸部や肩背部に緊張感がある場合
に用いられます。
③.適応症
頭痛 (ズツウ)
関節リウマチ (カンセツリウマチ)
神経痛 (シンケイツウ)
肩こり (カタコリ)
④.使用上の注意
のぼせが強く、赤ら顔の人、妊婦または妊娠している可能性のある女性、
の服用は慎重を要します。
薬の使用にあたり、薬剤師の説明や添付の説明文書を
よく理解したうえで使用してください。
⑤.副作用
葛根加朮附湯(カッコンカジュツブトウ)の 副作用
体質や症状に合わない、西洋薬との併用、アレルギー体質、などの場合、
不快な症状や副作用が出る場合があります。
ちょっとおかしいな、と思ったら、すぐ服用をやめ、
漢方の専門家や処方してくれた医師に相談しましょう。
⑥.概要
葛根加朮附湯(カッコンカジュツブトウ)は、
葛根湯(カッコントウ)に、蒼朮(ソウジュツ) と 附子(ブシ) を
加えた方剤で、より寒証、湿証向けです。
①.配合生薬
葛根 (カッコン) :3g
芍薬 (シャクヤク) :3g
地黄 (ジオウ) :3g
黄連 (オウレン) :1.5g
山梔子 (サンシシ) :1.5g
紅花 (コウカ) :1g
大黄 (ダイオウ) :0.5~1g
甘草 (カンゾウ) :1g
②.効能
しみ、鼻や鼻の周辺が赤くなる「酒さ(シュサ)」など
に用いられます。
③.適応症
しみ (シミ)
酒さ (シュサ)
④.使用上の注意
高血圧の人、心臓に病気のある人、胃腸の弱い人、
妊婦または妊娠している可能性のある女性、
の服用は慎重を要します。
薬の使用にあたり、薬剤師の説明や添付の説明文書を
よく理解したうえで使用してください。
⑤.副作用
葛根紅花湯(カッコンコウカトウの 副作用
体質や症状に合わない、西洋薬との併用、アレルギー体質、などの場合、
不快な症状や副作用が出る場合があります。
ちょっとおかしいな、と思ったら、すぐ服用をやめ、
漢方の専門家や処方してくれた医師に相談しましょう。
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2014年09月16日
①.配合生薬
葛根 (カッコン) :8g
麻黄 (マオウ) :4g
大棗 (タイソウ) :4g
桂皮? (ケイヒ?) :3g
芍薬 (シャクヤク) :3g
甘草 (カンゾウ) :2g
生姜 (ショウキョウ):1g
or
葛根 (カッコン) :4g
麻黄 (マオウ) :3g
大棗 (タイソウ) :3g
桂皮? (ケイヒ?) :2g
芍薬 (シャクヤク) :2g
甘草 (カンゾウ) :2g
生姜 (ショウキョウ):1g
②.効能
比較的体力のある人で、
自然発汗がなく頭痛、発熱、寒け、風邪、初期の熱性疾患、
または鼻炎、結膜炎・扁桃炎、肩こり、じんましん、湿疹、
上半身の炎症性疾患、などに用いられます。
③.適応症
頭痛 (ズツウ)
発熱 (ハツネツ)
扁桃炎 (ヘントウエン)
慢性扁桃炎 (マンセイヘントウエン)
咽頭炎 (イントウエン)
風邪症候群 (カゼショウコウグン)
肩こり (カタコリ)
五十肩 (ゴジュウカタ)
アレルギー性鼻炎 (アレルギーセイビエン)
花粉症 (カフンショウ)
鼻炎 (ビエン)
結膜炎 (ケツマクエン)
じんましん (ジンマシン)
湿疹 (シッシン)
④.使用上の注意
胃腸が虚弱な場合、体力の衰えが激しい場合、の服用は
慎重を要します。
薬の使用にあたり、薬剤師の説明や添付の説明文書を
よく理解したうえで使用してください。
⑤.副作用
葛根湯(カッコントウ)の 副作用
偽アルドステロン症(筋肉痛、血圧上昇、低カリウム血症、倦怠感)、
皮疹(そう痒性出血性丘疹、紅斑、微熱)の症状が現れることがあります。
また、頻尿や残尿感といった膀胱炎のような症状が表れることがあります。
体質や症状に合わない、西洋薬との併用、アレルギー体質、などの場合、
不快な症状や副作用が出る場合があります。
ちょっとおかしいな、と思ったら、すぐ服用をやめ、
漢方の専門家や処方してくれた医師に相談しましょう。
⑥.概要
葛根湯(カッコントウ)は、
体力ある人で発熱悪風し項から背にかけて凝り汗がでていない時の風邪の初期・
中耳炎・扁桃腺炎・蓄膿症などに用います。
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